3次元復元
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ステレオ法
別の場所から撮影した2枚(以上)の画像を使って3次元復元をする方法。 人間が左右の目の見え方の違いを使うのと原理は同じはず。 いわゆる三角測量ね。
素朴な方法
3次元点が2台のカメラに以下のように撮影されたとする。
観測された画像座標とすると、
としてについて整理すると、以下を得る。
このままだと式が足りないので、もう一つのカメラも同じようにする。
これを解けばもとの3次元座標が得られる。ちなみに未知数が3個に対して式が4本あるので、2台目のカメラの画像座標は片方だけ分かればいい。けど、そういう場合ってあるのか?
もっといい方法
観測には誤差がつきもの。なので、そこら辺を考慮した計算をすればもっと良くなるはず。
射影復元
台のカメラに点の3次元点が観測されたとする。
そうすると、左辺の3MxN行列は3Mx4行列と4xN行列の積でできているから、ランクが4しか無い事が分かる。
なので、観測した点の画像座標を並べた行列をうまく分解して3Mx4行列と4xN行列にすると、それぞれ射影行列と3次元点になりますよって話。
ただし、任意の正則な4x4行列を使って
とできるので、分解の仕方は一通りではない。
世の中それほどうまくいかない。