「カメラモデル」の版間の差分

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   s \tilde{\boldsymbol{m}} = P \tilde{\boldsymbol{X}}
 
   s \tilde{\boldsymbol{m}} = P \tilde{\boldsymbol{X}}
 
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で表される。ただし、<math>\tilde{\boldsymbol{m}}, \tilde{\boldsymbol{X}}</math>はそれぞれ画像座標と3次元座標の同次座標、<math>P</math>は3x4行列、<math>s</math>は0でない任意の定数とする。
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で表される。ただし、<math>\tilde{\boldsymbol{m}}, \tilde{\boldsymbol{X}}</math>はそれぞれ画像座標と3次元座標の[[同次座標]]、<math>P</math>は3x4行列、<math>s</math>は0でない任意の定数とする。
  
 
== 射影行列<math>P</math>の例 ==
 
== 射影行列<math>P</math>の例 ==

2011年3月27日 (日) 22:14時点における版

目次

ピンホールカメラ

迷ったら、コレ。

画像座標を\boldsymbol{m}、3次元座標を\boldsymbol{X}とすると、

  s \tilde{\boldsymbol{m}} = P \tilde{\boldsymbol{X}}
で表される。ただし、\tilde{\boldsymbol{m}}, \tilde{\boldsymbol{X}}はそれぞれ画像座標と3次元座標の同次座標Pは3x4行列、sは0でない任意の定数とする。

射影行列Pの例

Pは3x3内部パラメータ行列K、3x4外部パラメータ行列[R | \boldsymbol{t}]に(だいたい)分ける事ができる。

  P = K [R | \boldsymbol{t}]
なおKは上三角行列、R, \boldsymbol{t}はそれぞれカメラから見た世界座標系の軸の向き(回転行列)、原点の位置を表す。 で、Pには定数倍の不定性があるので、Pと任意の0でない定数aを掛けたaPは同じ変換を表す。

普通のカメラ


  P =
  \begin{bmatrix}
    \alpha & \gamma & u_0 \\
         0 & \beta  & v_0 \\
         0 &      0 & 1
  \end{bmatrix}
  \begin{bmatrix}
    R & \boldsymbol{t}
  \end{bmatrix}
自由度は内部パラメータ5、外部パラメータ6(回転3、並進3)の計11。 内部パラメータの(3, 3)成分を1しばりにすれば、定数倍の不定性が除去できる。

一般カメラ

要はパラメータが物理的なものと関係なくてもよいというだけ。12個の成分を持ったただの行列。

  P =
  \begin{bmatrix}
    p_{11} & \dots & p_{14} \\
    \vdots & \ddots & \vdots \\
    p_{31} & \dots & p_{34}
  \end{bmatrix}
ただし、定数倍の不定性があるので独立な成分は11個だけ。